会場に到着したばかりのメンバー達、早速楽屋に用意されていた SMIRNOFF ウォッカでまったりとおくつろぎ。
バンド内でタバコを吸うのは Marko と Tommy の二人だけ。で、 Marko は飲み物を手にすると、そのまま楽屋の隣にある喫煙コーナーへ・・・。
カラスマークの赤い T - シャツでポーズを決める Tony 。赤色が自分に似合うということに気が付いたのか、それとも赤ベースの服がフィンランドでは安く売られてるのか(笑)、その辺は定かではないが、とにかく Tony の着る服ってなんか素朴で良いんだな。カーカー。
バンドのバスドライバーでもある Jari さんと共に喫煙コーナーで一息つく Tommy 。パパになってから毎日が忙しくて酒を飲んでる暇もないのか、巨大だったビール腹が見事に消滅、スマートな美青年と化してますね。ちなみに、鏡に映ってるハゲ頭の人はメンバーでもスタッフでもありません。
夕方 5 時過ぎ、フェスティバルのスタッフに呼ばれてサイン会へと向かったバンド。
フェスの主催の一人でもあり優れたアートワークデザイナーでもある Paul Gregory (www.studio54.co.uk/) の手によるオリジナル絵画がずらりと並んだ一室にて、記念のサインを残すメンバー達。
サインの中にはこ~んなものも(笑)。頼むよ、 Herman..。いや Sam だな。
準備完了!
後は詰め掛けるファン一人一人としっかり握手しながら丁寧にサインを書き続けるのみ!
このサイン会には、子連れのファンや、
自家製「ソナタンクトップ」(?)がナイスなファン、
テーブルに座って写真を撮るファン、
「ストラトは死んだ」シャツが強烈なファンなどなど、数百人を超えるファンが集まりました。
それでもカメラを向けると中指を突き立てずにはいられないのが Henkka ・・・。
長引くであろうサイン会を想定して、楽屋からちゃんと SMIRNOFF を 2 本ずつ持ってきてるところがさすがバンド 1 のヘヴィドリンカーっすな。
ファンと談笑しながらサインを書く Tommy 。自分の番が来るのを余裕の表情で待つ Jani と比べると、 Tommy はこのファンが何を言ってるのかを一生懸命理解しようとしてるようにみえます。訛ってますからねぇ(笑)。
Tony はこんな感じで対応。
サイン会終了後は、みんなで「ヲツカレ~!! Part 1」
「ヲツカレ~!! Part 2」
サイン会が終了し、担当者と共に楽屋まで戻るメンバー達。普通にファンがたむろしてるマーチャンダイズコーナー近辺を通り抜けて行くメンバー達。でも、彼らに気付いている人は・・・なんだかいない様子(笑)。日本だと目立つけど、海外だとやっぱり溶け込んじゃうのね。にしても、 Henkka は一体何を抗議してるんだ?
赤と白の入った随分と派手な迷彩柄パンツを穿き、準備完了!腕時計もばっちり!あとはレモンティーを飲みながらステージ突入を待つばかり。時折声を出してメロディを口ずさんだりしながら喉を暖めていました。 Tony のスカーフ姿はもう完全にトレードマークになりましたね。
ステージ衣装に着替え、キーボードチェックをする Henkka 。その表情は真剣そのもの。彼にとっての初来日公演時は、彼の知人でもあり、 FINNTROLL のギタリストでもあった今は亡き Teemu への追悼の意をこめて「キルト」をステージで身に付けてましたね。どこぞでは「スカートを穿く変わったミュージシャン」みたいに紹介されてましたが・・・。
ジャックダニエルズ T に黒いジーンズと、常にステージでは黒尽くめな Jani 。化粧室で髪の毛をとかし、準備完了!と思いきや、突然楽屋のドアを開けてフィンランド語で誰かに向かって話し始めました。「 Tommy 、俺のウサギのぬいぐるみどこやった!?」と言ったかどうかは定かではありません。
「ふ~~っ、ヤレヤレ。」さっさと準備完了し、他のメンバーを待つ Marko 。彼の場合、ステージ前に無精ヒゲを剃るとか、髪をとかすとか、ズボンを穿きかえるとか、何度も鏡の前でポーズを取るとか(笑)、そういうアーティスト然としたことはせず、ホテルを出て会場に来た時とまったく同じ服で演奏するわけです。常にステージ衣装で生活してる、と言えなくもないわけですが・・・。
ショーが終わり、楽屋に戻ったメンバー達。楽屋横でメンバー達を待機していると、突然 EVERGREY のシンガー Tom が両脇に女の子を抱えて登場。いきなり「一枚写真撮れや!」と言うので、急いでパチリ。その後 Tom は、「よし、パーティだ、女ども!」と言って消えていきました・・・。なんだったんでしょう(笑)。ピンボケしてしまいました。
シャワーを浴びて楽屋から出てきた Jani 。誰かに孕まされたようです。中身は普通にバスタオルでしたけどね。
Tony もさっぱりして登場。「ヨッ!ヲツカレ!」とは声に発しては言ってませんが、目がしっかりそう言ってます。相変わらず Smirnoff Ice を飲んでますね。一体何本用意されていたんでしょう・・・。ってか、シャワー浴びてからもカーカーカラスがかわいい赤の T - シャツって・・・せめてシャワー後ぐらいは新しい T - シャツでさっぱりしようよ、 Tony さん(笑)。
腹が減っては戦はできんってことで、犬 Tony 何かみつけたようです。ってかさ、ハムを口に入れて腹の空いた犬のようにハァハァハァって顔揺らすのは滑稽で良いんだけど、その後突然思い立ったようにパンにもハム挟んで、幽霊パンと対決するような顔で楽しそうに「ハァハァハァ」ってやめようよ(笑)。 Tommy も Jani も笑ってくれてたけどさ。
メンバーのほぼ全員がすっきりシャワーを浴び終えたところで、楽屋インタビュー。インタビューしてる人は実は Tommy のドラムテクをやっていたフィンランド人 Antti で、きっとバンドの知人なのでしょう。前日は Jani と一緒に会場内をたむろって二人で飲んでました。フィンランド語でのインタビューだったんで何を話してるのかはもちろん全然理解できずじまい・・・。
その頃、 Marko は何をしてたかというと、椅子に足を上げて床で寝てるんです。非常にだらしないわけです。
しかも暇そーな顔してるんで、カメラを向けてズームアップを何度か繰り返して一枚撮ったら、「・・・あんだよ!」と突然むくっと起きあがったので、
また一枚撮ってみました。これ以上撮ると怒りそうだったので、 Tommy に遊んでもらうことにしました。
その Tommy 、カメラを向けると早速ポーズを取ってくれました。 Tommy の後ろにズラリと並べられた飲み物やタオルの量がすごいっすね。ちょうど Marko がいた辺りには食べ物がずらーっと並んでいました。 Tommy は誰かと違いしっかりファンサービスしてくれるので、もう一枚撮らせてもらいました。
次はインタビューを終えてマッタリしている Tony に「ズームインッ!!!」(笑)。
ズームインされた Tony 、カメラには気づかず、ご自慢の迷彩柄派手派手パンツをサウンドエンジニアである Ahti に見せびらかしています。「ちょーかっこよくね?ちょーかっこよくね?」なんて頭足り無そうな話し方は決してしない Tony ですが、この表情が Tony のこのパンツに対する愛着をすべて物語っていますね・・・。
そうこうしているうちに、 Marko は無事に夢の中へと旅立っていきました(半分起きてたけど)。
そしてバンド一のヘヴィドリンカー Henkka 。人の膝の上にいきなり乗り始め、 Smirnoff の瓶を「フーーーーッ!」と吹き始めました・・・。プーッとなる瓶の音と共に、ただでさえでかい目玉が徐々に見開いていき・・・怖いんだか、変なんだかよく分からない顔つきになっていきました。ただの怪しいヲサーンじゃんか、これじゃ。マジでコワイし。
しばらくすると落ち着いて椅子に座り、他のメンバーおよびクルーと雑談に入った Henkka 。まじめな顔をすると地に足の付いた才能あるミュージシャンといった感じで貫禄すら感じられますね。それにしてもこの Henkka 、サイン会前から飲んでた Smirnoff 、一体これで何本目なんでしょう・・・。何本飲んでもまったく酔わないキーボーディスト、恐るべし!
その頃楽屋外では、出番を終えた各バンドのメンバーが各自好きな飲み物を片手に、雑談状態に入っていました。そんな中、その鍛え上げられた肉体と見事に剃り上がった頭で人一倍オーラを発していた人がいました。そう、 PRIMAL FEAR のシンガー Ralf Scheepers です。写真撮影に快く応じてくれた Ralf 、「乾杯!」って感じでポーズを撮ってくれました。
その時ちょうど左を見てみると、なんと同じ PRIMAL FEAR のベーシスト兼バンドマスターである Mat Sinner もビール片手に談笑しているじゃないですか。せっかくなので、 Ralf と並んで一枚お願いしました。最近に始まった事じゃないんですが、 Mat さん、ちょっと良い生活しすぎてるんでしょうか、以前と比べるとかなり膨らんだような気が・・・(汗)。でも、「メタル界のアンパンマン」だなんて失礼なことは決して言ってはいけません。素晴らしいベテランミュージシャンですからね。
ショー後のパーティも終盤だってのに、薄められた Smirnoff Ice じゃ結局全然酔えず、アルコール 40 度を超えるオリジナルウォッカ Smirnoff の瓶を持ってきて、 Smirnoff Ice に加えてたしなみ始めた人がいました。いくら元々薄められてるっていっても Smirnoff Ice だって数本飲んだら普通は十分廻るんですよ。そこにピュアウォッカ足さなくちゃ飲めないなんてやっぱり肝臓の辺りのネジがおかしいんですよ、 Henkka (笑)。