小さいながらもとてもかわいい町、Langen 。隣の家と壁を共有するような典型的なドイツ式の建物はほとんどなく、各家屋が小さな庭付きの一戸建て。道路もきれいに整備されており、田舎ながらも住みやすそうな印象を受けました。そんな町にあるライヴ会場、さすがにきれい!普通の体育館のようなホールですが、メタルのライヴをやるにはもったいないぐらいのクリーンさ。この日、バンドは、Vanishing Point とは共有の楽屋ではなく、Sonata 専用の部屋を用意されていました。
サウンドチェック。ドイツのライヴ会場の殆どは、昔の工場や戦時中に空爆された建物などを改築して作られているのですが、この会場はどんな会場とも違いました。ホント、大きくて清掃の行き届いた体育館。床もステージもきれいな木目調。そのせいか、サウンドもピカイチでした。余りにも今までの会場と雰囲気が違うので、サウンド・チェック中にステージを降りてフラフラと行ったり来たりしていた Marko。 Jani は Jani でギターを抱えたまま、会場入り口のマーチャンダイズ・コーナーまで遊びに行っていました(笑)。
怪物に後ろから襲われる Tommy (笑)。ちょうど Gamma Ray のドラム・セットの前に、Tommy が叩くキットが用意されているため、Tommy はいつも背後でこの奇妙な怪物の存在を感じながらドラムを叩かなくちゃいけないんです。パワーをもらってる、という言い方もできなくもないかな(笑)。いずれにしても、かなり大きなマスクなので、ただ置いてあるだけでも結構「怖い」んデス。
「う~ん、大きくなったねぇ、僕の坊や。あ、今お腹蹴ったね?ん?そうかそうか、よちよち♪」
妊娠5ヶ月目の Tony 。この日のショーでも今までとは違う T- シャツが登場。こういうマークを何というのか分かりませんが、とにかくずっと見てるとトリップしそうな図柄です。メンバーの誰かさんは、ちょうど図柄の真ん中の辺りを中指でグリグリッとやって「ピパリ~~♪」と騒いでいました・・・。(笑)
(注:「ピパリ」に関しては Hamburg 公演時の模様をご参照あれ。)